オプション思考を使って効率よく意思決定し、問題を解決しよう

意思決定のスピードが早いのは、仕事ができる人の特徴の一つです。特に役職が上がれば上がるほど求められるスピードは上がり、全ての情報が揃うまで判断が出来ないなどと悠長な事を言っていられる事は稀で、実際の現場では不完全な情報のみで判断せざるを得ません。

 

しかしやはり意思決定をするというのは不安であること、リスク・失敗を避けたいという思いからなかなか意思決定を下すということが出来ない人も多いはずです。

 

そんな時に役立つのがこのオプション思考です。オプション思考を活用することで意思決定に客観性が生まれ、より正しい判断ができるようになります。尚、この概念は言葉を知らずとも上司に求められて自然に身につくものでもあります。今回は新社会人等まだ経験が浅い方向けに記載しています。

 

 

オプション思考とはどのような考え方か?

オプション思考とは、記事によると

>「オプション思考」とは常に選択肢をもって問題解決にあたろうとする考え方のことを指す。「オプション思考」では原因を1つに特定せず、あらゆる可能性を考慮しながら問題にあたることで、より適切な対応を行うことができると考えられる。

https://kotobank.jp/word/%E3%82%AA%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%80%9D%E8%80%83-1140759

 

です。

 

私は仕事の実践向けに、この定義を少し変えて下記のように捉えています。

  1. 自分の使える選択肢を網羅的に考える
  2. 選択肢のメリット、デメリット、使える条件をマトリクスで作成
  3. 上記マトリクスから客観的に判断

 

一見考え方としては当たり前なのですが、このオプション思考の良い点が2点あります。

  1. 自分の思い込みを排除出来るため、正しい判断をしやすい
  2. 第三者に自分の判断の妥当性を伝えやすい

 

それぞれ掘り下げてみましょう。

 

メリット1:自分の思い込みを排除出来るため、正しい判断をしやすい

今までの経験や勘、固定概念によって意思決定に余計なバイアスがかかることは多々あります。例えば、英語を上達させたいという課題があり、最も効率が良い上達方法を考えます。

方法としては、例えば下記があります。

  1. 本を買って自分で勉強する
  2. 英会話教室に通う
  3. 外国人に教えてもらう

・・・

例えばこんなやり方が思いついたとしましょう。今までこの方が、人の力を借りずコツコツ積み重ねることで成功していた人だとすれば、1を選ぶ可能性が高いです。何故ならば同じ方法での”成功体験”があるからです。ですが例えば今回の英語上達の目的が日常会話のスキルを伸ばしたいということであれば、2,3の選択肢の方が適切であるケースもあります。もしかすると、外国人のバーに行ってお酒を飲みながら話をすることが最も効率が良いかもしれません。

このようなバイアスを外すために、オプション思考が役立ちます。

 

メリット2:第三者に自分の判断の妥当性を伝えやすい

この方法では、意思決定プロセスがアウトプットとして出てきます。これによって、”なぜその答えに至ったか”という考え方が明白になり、第三者にも共有ができます。

これが共有出来ると、つまり思考回路が共有できるので情報の受け取り側もただ単に答えを聞くよりもずっと適切なフィードバックができるはずです。

 

オプション思考を使った思考例

 

オプション思考は、下記の手順で使うと使いやすいです。

 

  1. 情報の収集・・・関連があるものをなるべく広く取得しておく。ここの広さが後のアウトプットの質を上げる
  2. 情報の軸決め・・・1より先にやっておいても良いが、先にやるデメリットとしては軸に先入観が入ってしまうこと。後にやった方が効率は下がるがアウトプットの質が変わってくる。
  3. 軸に沿って項目を埋めて評価・・・悩む場合は項目に点数を決めて足し算等、機械的に決めてしまうのが良い。
  4. 評価から答えを一つに決める

 

それでは具体的にオプション思考を使ってみましょう。ここでは例として、”収入を上げるための方法”という事で調べてみましょう。前提として、会社に勤めているサラリーマンで、副業はOKということにしましょう。

 

1.情報の収集

情報の収集には、マインドマップがオススメです。

またここでは構造はあまり気にする必要がなく、広く、より多くの情報を上げる事が重要です。思いつくままに作っていきましょう。

 

マインドマップ作成には付箋を使うのが一番オススメですが、オンラインで使うのであれば例えばこんなツールがあります。

https://coggle.it/

 

2.情報の軸決め

今出てきた項目を見て軸を決めましょう。

まず軸として、それを叶えるための”前提条件”、つまりお金が十分にある、部屋が余っている等の実施する為に満たすべきものが必要そうです。

また、例えば投資領域に関してはリスクという軸、リターンという軸も必要そうです。

あとはスキル面や条件面等で実現可能性という軸も考えられます。

3.軸に沿って項目を埋めて評価

上記の軸をもとに表を埋めてみましょう。またここでは方向性が決まれば良いのでカテゴリレベルで評価を行います。

 

オプション 前提条件 リスク リターン 実現可能性
会社の給与アップ 交渉余地があること 特になし 〜3万/月 前例がなく難しい
時間を使った仕事 時間が十分にあること 自分の時間がなくなる 時給2000円×

3h×20日 = 12万/月

可能
スキルを使った仕事 提供可能なスキルがある 損害賠償

自分の時間がなくなる

〜20万/月 ショットであれば可能?
有休資産を活用 使える資産が必要 資産の劣化 1日5000円×10日 = 5万円/月 家族の承認が取れない?
資産運用 使える資産が必要 損失のリスク 300万×年5% =15万/年= 1.25万円 使える資産はある

 

4.評価から答えを一つに決める

ここから答えを絞り込みます。そのためには、今回の前提条件をもう少し明確にする必要があります。

今回のケースでは、子供の将来のための貯蓄をすることが目的だということにします。100万円を3年以内に貯蓄したいので年間33万円 = 月2.75万円貯めることが出来れば間に合いそうです。

 

会社の給与アップはリスクが特にないので、これをやることにしました。但し、成功するかどうか明確ではないため、バックアッププランを検討します。

バックアッププランとしては、

・月2.75万円以上稼げること

・実現可能性が高いものであること。

・なるべく時間を使わないこと

 

という条件をもとに絞り込むと、”スキルを使った仕事”に絞り込むことができます。

 

オプション思考のまとめ

いかがだったでしょうか?当たり前のやり方に思えるオプション思考の考え方ですが、ビジネス、私生活の現場でちゃんと活かせているか再度自分の胸に手を当てて考えて見てください。ちゃんとプロセス化して使うことでより正しい選択が出来るはずですので今日から使って意思決定してください。

 


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